コンカツ

２５～２６ぐらいの時、ひそかに婚活していました。
まだ、コンカツなんて言葉が無かった頃のことです。
とてもおおっぴらに宣言できる世の中じゃなかったので
親にも友達にも内緒で…。

結婚紹介所にもちょっと興味があったけれど、調べてみたら入会金とか紹介料とか　いろいろお金がかかりそうなので即却下。

何を思ったか、自治体が主催している

都会の女性と山間部の男性を引き合わせる会

に登録したのです。（無料）
山間部の方って、義親と同居とか農家の手伝いとか村の会合とか近所のうわさとか…
なんだかそんなイメージで住み辛そうだけど、その当時は全然気になりませんでした。
（今ならすごい気になります）


早速、パーティとか食事会などのイベントの案内が郵送されてきて、その中に

「都会の女性と山間部の男性が山奥でアスレチックをする会
（１泊２日）」

というのがあるのを発見
面白そうだと思ったのですぐに申し込みました。
（私は普段は全くアクティブではありません。
ひたすら家にこもっていたいし、何日でも人に会わなくてもいい
いわゆるひきこもり派なのですが）


男４・女４名の１グループで、綱渡りとかオリエンテーリングとか高さ５ｍの壁越えとか
２日間に渡って他グループと競うようなもので、
１日目の夜は屋外で、そのグループでバーベキューか何かをして食べました。

出会いよりもアスレチック。
真夏に汗だくになりながらとことん競技ですよ。
途中で自分の目的見失ってました。
完全に優勝することが目的になっちゃってました。（実際めでたくも優勝）

それ以来、何故か急に婚活が億劫になり、ひとつもイベントに参加せず…
退会してすぐにぽんすけと出会いました。


もし、ぽんすけと出会ってなければ、今頃ひょっとしたら必死の形相で婚活しているかも知れませんね～。
その、自治体の 都会の女性と山間部の男性を引き合わせる会 は未だに続いているそうで、前は男性余り・高齢女性も参加していたのが
今は女性余りでしかも若い子が多くなっているようなのです。

オシャレして、習い事通って自分を磨き上げて、そんなイベントにどんどん参加して
「チェンジ！チェンジ！次！次！」
って男性を探して…
とにかく前向きに積極的に、攻めとか狩りとかいう感じで頑張っている女性がとても多いらしいです。
そこへ私が参加しても、とてもとてもついていけません。

テレビや周りでそんな様子を知って今独身でなくてヨカッタ…助かった…
つくづくホッとしますね…。